バンクーバーに出稼ぎはアリか?
最近はメディアでも日本人の海外への出稼ぎが話題になっています。
それでは出稼ぎ先としてのカナダはどうでしょうか。
事実として、あなたがカナダにくれば飲食店のバイトで50万稼げます。
ただぼくはカナダを「出稼ぎ」の国としてはおすすめしません。
この記事を読めば出稼ぎ先として、
なぜカナダがおすすめじゃないかが理解できます。
もっと読む:英語ができない人がカナダで就職する方法(ワーホリ編)
給料が高くても物価が高い
バンクーバーの最低時給は1700円以上です(2023年6月現在)。
2023年の1月の情報として、
バンクーバーはワンベッドのアパートを借りるのに平均25万円’です。
日本だと東京でも郊外に住めば5万円とかで借りられます。
これでもバンクーバーは空き物件がほとんどない状況なのです。
いまカナダは10%程度のインフレ状態で、
連日ニュースになっているくらいです。
ちなみにバンクーバーでラーメンを食べるとチップも払うので、
最終的な代金は2000円です!
よっていくら最低時給の1700円もらっていても、
すべての物価が高いので、
「出稼ぎ」というほど手元にお金は残らないというのが、
長年カナダに住んでいるぼくの意見です。
バンクーバーで稼ぐには酒類を提供する飲食店がおすすめ
バンクーバーで稼ぐにはどのような仕事につくのがいいでしょうか?
カナダはチップ社会なので、飲食店で最低受給で働き、チップを稼ぐのがおすすめです。
ただそれには前提条件があります。
ここはラーメン&バーというコンセプトでバンクーバーで一番繁盛していて、高級店、
客層も裕福な人が多く、結果チップも多くなる構造です。
バイトで稼ぐことが目的の場合、同じ飲食店でもファストフードやカフェではなく、
居酒屋などアルコールを多く提供する店がおすすめです。
フードだけでなく、酒も売れば平均15%といわれるチップの金額も大幅にアップします。
自分が飲食店の仕事が向いていることが前提ですが、
普通のサラリーマンより稼げるという夢がありますね。
それにカナダの外食産業は日本のようにブラック労働もありませんから、
日本より快適ですよ。
もっと読む:カナダで就職 日本食レストランで働くメリット・デメリット
まとめ
いかがでしたか?
日本はかつては経済的に世界一の国だったため、
海外に出稼ぎに行くことをイメージできていないと思います。
時代は変わって、若い日本人はカナダやオーストラリアのような、
給料の高い国に移住して労働するような時代になってしまいました。
移民大国カナダはこれからも成長を続けます。
労働者をたくさん必要としていて、
去年は過去最高の移民を受け入れました。
短期の出稼ぎで日本にいるより荒稼ぎはできても、
その分物価が高く、出費も比例してすごく多いのでおすすめはしませんが、
出稼ぎではなく普通の移住先としてはカナダおすすめです!
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