バンクーバー夏の風物詩 イングリシュベイ花火大会
バンクーバーダウンタウンのイングリシュベイで3夜に渡って行われる毎年恒例の花火大会シリーズ、Honda Celebration of Lightは140万人が集まる夏の一大イベントです。2回の土曜が50万人、水曜が40万人ほどの人出です。
今年は新型コロナの影響で中止になりましたが30周年の予定で、歴史あるイベントです。Honda Celebration of Lightは選ばれた国ごとの対抗戦で優劣を競います。去年の場合はカナダ、インド、クロアチアで各夜1国が打ち上げを行います。かつては日本も参加したことがありました。
バンクーバーの夏は22時にようやく暗くなるので、花火もこの時間から始まります。花火の上がっている時間は30分くらいです。参加国は委員会から予算を与えられその範囲で花火を企画しますが、自腹でそれ以上の予算をかけてもオーケーです。通常6000発くらいの花火が打ちあげられます。
日中はライブミュージックや催し物、飛行機のショー、大道芸人、フードトラックなど、お祭りのような雰囲気です。花火鑑賞ができる無料の場所はたくさんあります。
イングリシュベイビーチ、サンセットビーチ、バニアパーク、キツラノビーチ、ジェリコビーチ、ロカノビーチ、セカンドビーチ、グランビルアイランド、バラードブリッジ、グランビルストリートブリッジ、ボートに乗る
コンペティションで優劣を競うため採点基準は下記のようになります。
- デザインと芸術性– 30 Points
- 音楽との調和 – 20 Points
- 独自性 – 15 Points
- 音楽の質– 15 Points
- 花火の質 – 10 Points
- 花火のサイズ – 10 Points
イングリシュベイのVIP席で鑑賞もできる
花火鑑賞は無料ですが、お金を払えば特等席で見れます。イングリシュベイエリアで$60-$260でVIP待遇を受けられます。通常売り切れることはないそうで、当日直前に取ることもできるようですよ。
あと海の周りにレストランがあって、花火が見渡せる席も複数ありますが、ここはかなり前から予約が必要で当然テーブルチャージもあると思います。
もしボートを持っていれば、海上で鑑賞することもできます。人混みとは無縁でこれが一番贅沢でしょうか。
すごい人混みなので、行くのは電車バスがおすすめ
この花火大会はかつては4日間やっていたのですが、現在は3日に短縮されてしまいました。僕も昔4日間全てに行ったことがある経験から、車で行くことはおすすめしません。
何十万人も訪れるイベントなので車で来ると大変です。多くの道路は閉鎖されてますし、道路に人も多いため、移動が大変です。特に帰りは皆が一斉に帰るため会場の近くに駐車したら、なかなか出られません。また民間の駐車場もイベント価格で$20ー$40も取られます。
グループでも車はコスパが悪いので、公共の交通機関で行くのがいいでしょう。それでは来年を楽しみに待ちましょう!