【新型コロナ】かつての旅行は二度と戻らない話
僕は旅行が趣味で毎月、飛行機に乗ってどこかに行ってました。その経験から旅行業界のことについて話したいと思います。
新型コロナのおかげで、旅行産業は壊滅的な打撃を受けました。回復するまでに何年かかるでしょうか?いつか回復はするんですが、少なくとも就職先としての旅行業界はもうオワコンだと僕は思います。
Airbnbによると
- 旅行業界にとってはリーマンショック数回分のダメージ
- 10億ドルの予約キャンセル
- 25%の従業員を解雇
- 旅行がいつ戻るかわからない
- 戻ったとしても今までと同じではない
- 一時的な需要があっても継続的な需要が未定
- かつての旅行は二度と戻らない
ズーム会議が可能になり、出張の必要性がそれほどなくなったことも旅行業界には痛手です。出張が需要コロナ前の状態に戻ることはないのではないでしょうか?
旅行者のいないバンクーバーは飲食店もお手上げ
バンクーバーは世界で有数の観光地で夏季は多くの観光客で賑わって、観光ツアーバスもたくさん走っているのですが、今年はその光景はもちろんありません。
日本人旅行者がツアーで訪れる常連のレストランに先日行ったのですが、客は他にいませんでした。ここは地元客も多いのですが、地元民もこの新型コロナに関して無駄にナーバスになっていて、多くの人が今後もレストランに行くのを控えると回答しているので、レストラン冬の時代はまだまだ続きそうです。
メディアは新型コロナの本質を伝えないで、ただ恐怖煽り系にひた走って、今後も経済を停滞させる責任は非常に重いと思います(コロナが無害なのは統計的にもう明らかな訳で。。)
観光シーズンはホテルの価格が3倍になるのですが、今年は今でも普通の価格です。ちょうどBC州は州内の旅行が解禁になって、多くの人は海外旅行に否定的になっていることから、州内で国立公園とかの見所を探して訪問する人が増えるでしょう。
地元の人は意外と身近な観光地を知らないのです。このような同地域内旅行者の需要を見込んで、観光客向けの施設では、今まではなかった他州の名産を押し出したり知恵を絞っています。
これからの世界は「旅行と生活の一体化」家で仕事ができるなら適切なタイムゾーンにいれば、世界中のどこからでも仕事ができる。人口の再配分、小さな街やコミュニティへの移住が進む。 (Airbnb CEOの話)
誰も一生に一度の危機に備えてるわけないですよね。新しい生活様式によって旅行生活はどう変わるのでしょうか?
カナダのエアカナダやウエストジェットなどの大手航空会社は、今まで機内の収容人数を減らしていたのですが、これを解除してフルに収容することになりました。また乗客はマスクが必須で、搭乗時は体温チェックを行います。
カタール航空は乗客にフェイスシールド着用を義務付けるようです。カナダもゼロリスク厨が日本同様多いので、旅行者としてはこのように変な方向にだけは進んで欲しくないなと切に思います笑。