失敗しない カナダで確定申告をする方法
カナダでは確定申告のことをタックスリターンといいます。
日本のばあいは会社に勤めていれば会社が勝手にやってくれますが、
カナダでは各自が行わなければならないので面倒なのです。
本記事では失敗しない確定申告、無料で簡単にできる方法を教えます。
これを読めば、あなたも今日から簡単に申告ができるようになります。
カナダの確定申告(Tax Return)は2月から行う
カナダの確定申告は毎年2月から始まります。
毎年1月から2月末ごろまでの間に、前年に働いていた会社からT4という紙がもらえます。
みなこのT4をもとにカナダ政府に前年の収入の申告を行います。
僕は昔はこの作業を会計士に頼んでいました。
その会計士にはらう手数料は最初は$50くらいで、数年後は値上げされて80ドルくらいでした。
確定申告(Tax Return) 申請は無料ソフトTurbo Taxで簡単
収入が会社からもらう給料だけだった場合は、
申告も超単純なので会計士に頼まなくても無料のソフトをダウンロードして、
簡単に申告することができます。
自分で事業をしていたりする場合は、複雑なので会計士に頼むのが必要ですが、
多くの個人の場合は無料ソフトをダウンロードして申告、
完全無料で申告ができます。
いまは様々な確定申告ソフトウエアがあります。
おすすめはTurbo Tax
理由:カナダで一番使用されている
ウインドウズ、マック、IOS、アンドロイドなどすべてのOSで使用可能
ぼくも実際使ってますが、シンプルで使いやすく、
ナビに従って質問に回答、
かんたんなフォームに入力したら、
カナダ税務局にそのまま申請できます。
入力も自分に関係のある項目しか表示されないので、迷う心配もありません。
一連の所要時間は20分程度です。
Turbo Taxは有料版もある
Turbo Taxソフトは無料ですが有料版もあって、申請が複雑な場合などは無料ソフトでは対応できません。
あなたが普通の会社員であれば無料版で十分です。
有料版を購入すれば、カスタマーサポートがついたり、
去年申請した情報が呼び出せるとか、
一応付加価値はありますが、特に必要ありません。
実際にソフトで作業をすすめていいる過程で、
「有料にしますか?こんなにメリットありますよ」
なんてページがいくつか織り込まれているのですが、完全無視で笑
確定申告(Tax Return)ソフトを選ぶ基準
確定申告をするのにTurboTaxでなくても問題ないので、
確定申告ソフトウエアをえらぶ基準について解説します。
- シンプルでナビがついているものを選ぶ
ガイドに従って進んでいくので、間違える心配がありません。 - 自分のPCまたはスマホで使えるかどうか
ソフトがすべてのOSに対応しているとは限らないので、
事前に確認、あなたが確定申告をしたいOSで使えるかどうかをチェックします。 - 無料のものを選ぶ
あなたが会社員で、他に収入がなければ無料バージョンで十分です。
無料ソフトは有料版もありますが、間違って有料版を購入しないこと - 言語
ここはカナダですのでソフトウエアは英語版です。
英語に自身がない人はその他の言語版のソフトも探せばあります。
残念ながら日本語版は見たことありません。
日本語はマイナー言語なのです。 - NETFILEができること
NETFILEとは入力した申請フォームを、
そのままカナダ税務局に申請できる無料サービスでとても便利です。
NETFILEがないとフォームを別途手続きで送付しなければならず大変です。
NETFILEは今年は2月22日から始まるので、いまT4が手元にあっても申請はそれ以降になります。
まとめ
いかがでしたか?
ぼくもカナダにきて、しばらくは思考停止で会計士に頼んでいましたが、
申請の内容が複雑でなければ、無料ソフトで十分です。
はっきりいって超簡単です。
また前年の収入が少なかった人は、公的な機関が無料で申請作業を行ってくれます。
図書館やコミュニティセンター、職安など身近な場所でやってくれるので、
そういうところに行って、掲示板を見ると情報を得られます。
ワーホリの人は低所得な人がおおいでしょうから、自分でソフトを入手するよりも、
こういうボランティアにやってもらうのもいいかもしれませんね:)