カナダ永住権 移民申請方法のひとつはPNP
カナダの永住権(移民件)を取得する方法、申請カテゴリーはいろいろありますが、
ぼくが移民になった方法、PNPというカテゴリーについてぼくの体験談をお話します。
各州政府が設ける永住権制度PNP
PNPとは各州政府が設ける独自の永住権制度
カナダ永住権(移民)の申請カテゴリーはざっと下記のようになります。
PNP州政府公認
スキルドワーカー
経験クラス
技術者移民
ビジネスクラス
家族移民
介護移民
PNPは資格や難易度が州によって異なります。
カナダは今後3年間の移民受け入れ数の大幅増員を決定
カナダ政府はコロナ騒動で沈んだ経済を回復させるべく、
今後3年で120万人の移民を受け入れると発表
カナダ政府が外国人に永住権をあたえる条件:
- カナダ人の就業機会を守る
- カナダ人でそのスキルを持ち合わせた人がいない
- カナダ経済の発展に貢献できる
PNPはまず州政府が承認してから、連邦政府が承認して永住権が付与される流れです。
州政府が許可した時点で永住権(移民)確定
州経済の発展に貢献するという目的ですから、
移民になった後も同州に居住するという約束です。
ぼくの永住権申請を代行した移民コンサルタントによると、
この約束に法的拘束力はないので、気にしなくて大丈夫とのこと。
居住地の自由は憲法が保証
永住権取得の難易度が州ごとに異なるので、
取得が簡単な地方の州で移民になってから、
本人が望めばバンクーバーなど都会に引っ越すこともできますね。
カナダ永住権を目指すなら学歴も重要
永住権に限らずビザを申請するなら大学は出ておいたほうがよいです。
申請の際に学歴は大きなポイントになります。
高卒と大卒では自身のポイントが異なりますから、
もともとポイントギリギリの人の場合は学歴ポイントも大事です。
PNPのメリット
PNPは取得までのプロセスが早かった。
ぼくは書類申請から移民になるまでの期間は、1年はかかりませんでした。
ただ今は長期化しているようですので、1年ではとれないようです。
PNPのデメリット
移民コンサルタントを雇う必要がある
ビザの申請は個人でできるか、
コンサルタントを雇ったほうがよいかという話がよく話題になりますが、
結論としては個人でもできるのですが、それも結局は人によります。
手間暇を節約したい人は専門家に頼んだほうがスムーズです。
PNPはビザの専門家に依頼する
PNPの場合は少し事情が異なります。
というのはPNPの申請書類は他の種類のビザのようにフォームがあって、
雛形に記入しておしまいというわけではないからです。
この人でなければできない仕事を創出して、市場調査も行い、
レポートを作成して政府を納得させなければいけません。
これを個人で行うのは不可能でしょう。
以上ぼくの体験談でした。
移民になりたい人に伝えたいこと
日本人雇用主の中には悪い人もいます。
ビザを餌にして不当に働かせるとか、ビザの申請を本人に無断で取り下げたり、
ぼくはそのような極悪人を実際にみてきました。
ぼくのようにカナダ生活にあこがれて、ビザがほしい人、移民になりたい人
移民になることはゴールではなくスタートです。
PNPは雇用主のサポートが必要ですから、いやな雇用主のもとでも、
ブラック労働でも会社を辞めることはできません。
ビザのサポートをしてもらえるだけでもラッキー
明るい未来に向かって耐える、ストレス耐性が大事です。