【新型コロナ】大リーグ開幕 カナダ開催は不許可!
7月24日ようやくMLB大リーグが開幕します。大リーグ球団は全30チームあってカナダにはトロントの1球団があるのみです。トロントに1球団だけあることでトロントで開催できるのかということが長らく検討されてきましたが、残念ながら今年カナダで大リーグの試合は行われないことが決定しました。
新型コロナパンデミックの最中の開催が無理だった
収束が気配が見えない、アメリカとカナダの間で頻繁に人の往来による感染拡大リスクを憂慮して、カナダ政府はトロントでの試合を許可しませんでした。ただトロントブルージェイズがプレイオフに進んだ場合は、コロナの状況をみて再検討するとのことです。
トロントブルージェイズ球団としてはこの決定に理解を示して、「カナダを代表して今年はアメリカでシーズンを戦う」とのことです。
現在ブルージェイズの選手はトロントの本拠地球場で練習をしていますが、選手は隣接するホテルに隔離されているので、いわゆる普通の生活が送れない状況です。
またカナダに入国する全ての人は2週間隔離が義務付けられてますから、この点が例外措置として緩和されない以上、大リーグシーズンのカナダ開催は無理でした。
トロントブルージェイズ 今年の本拠地はどこ?
ブルージェイズの今年のホームグラウンドがどこになるかはまだ未定です。ブルージェイズの通常のキャンプ地フロリダであれば施設的には問題ないのですが、フロリダも連日感染者最多を更新しています。
他にはニューヨーク州バッファローも候補の一つです。どうせ今年は無観客開催ですから、大リーグ公式戦の球場で試合を行う必要はありません。
7/24更新:バッファローで行うことが決定!
NHLアイスホッケーはカナダ2都市一括開催
もう一つの北米メジャースポーツのNHLアイスホッケーも今月末にようやく再開されます。NHLも8割近くがアメリカのチームなのですが、こちらは大リーグと違いエドモントン市とトロント市の2箇所で集中開催になります。
全チームがこの2都市に集まって、選手たちはシーズン終了するまでカナダ滞在、そして滞在中はずっと自己隔離を義務にしたので、試合のあと夜の街に飲みに行ったり、日中街をぶらぶらすることもできなくなりました。
多くのカナダ人にとって今年はなかったことになりそうな一年になります。大リーグはこれから開幕ですがNHLはレギュラーシーズン打ち切りで強制終了、再開はプレーオフから始まります。5年ぶりにプレーオフに進出したバンクーバーカナックスには、勝ち進んで街に活気を取り戻して欲しいですね!