【新型コロナ】カナダ 飛行機でマスク着用を拒否したらどうなるか?

【新型コロナ】カナダ 飛行機でマスク着用を拒否したらどうなるか?

エアカナダ

新型コロナの影響を受けて、カナダは日本と違い飛行機内のマスク着用(2才以上)は法律で定められています。健康上の理由でマスクが着用できない人は医師の診断書が必要です。

もしマスク着用を拒否した場合は警察権力の行使、降機させられ、中には罰金$1000を課された人もいます。時々マスクを拒否して降機させられる人がニュースになっています。

乳幼児のマスク拒否でフライトがキャンセルに!

先日、カナダの大手航空会社ウエストジェットがマスク着用を免除されている2才以下の乳幼児に着用を強制しようとして、それを拒否した家族とトラブルになり、フライトがキャンセルになるというとんでもない事件がありました。

キャビンアテンダントは「このままでは飛べません」「警察を呼ぶ、逮捕される」と家族を脅迫していました。周りの乗客がその様子を録画していたところ、キャビンアテンダントはその人に録画をやめさせようとしましたが、その場にいた警察官は「CAにそれを指図する権限はない」と言っていました。

でもそのトラブルで機長は搭乗者全員を降機させ、フライト自体をキャンセルする必要あります?結局のこの乳幼児を抱えた家族に対する警察はその場にいたものの、実際の介入はありませんでした。

だって乳幼児は飛行機でマスクをする必要はないのですから。

出典:BBCニュース

マスク着用 カナダは義務 日本は要請

日本でも時を同じくしてピーチ航空がマスクを拒否する乗客を、緊急着陸して降機させるというとんでもない失態を演じています。

日本とカナダでは前提条件が異なります。日本の飛行機内はマスク着用は義務ではないのです。ピーチ航空も公式に「マスクは強制できない」と発表しています。にも関わらずピーチ航空のCAはウソをついて乗客に「マスクをしないと飛べません」と強要して事態を悪化させたことが問題です。

マスク拒否で降ろすことはできないため、安全運行に支障をきたすのが大義名分のようです。事の発端は周囲にいたマスク警察というクレーマーが原因なのですが、本来であればこのクレーマーを諭すのがキャビンアテンダントの仕事なはずですが、その対象を誤りマスクをしなかった人にしつこく絡んだ事が間違いでした。

結局、警察沙汰にはなっていませんし、国土交通省も問題ないとの結論です(朝日新聞報道)。当の乗客も事情聴取すら受けていません。

つまりこの乗客を降機させる合理的な理由はなかった

報道では乗客に対する悪意に満ちていて多くの事実が歪曲されてます。もし争った場合はピーチ航空にとって不利になるのでピーチが裁判を起こすことはないでしょう。

ただ不条理に降機させられたこのマスク拒否搭乗客は冷静で頭が良さそうですので、ピーチ航空から誠意ある回答を得られなければ訴訟を起こすかもです。

新型コロナはすでに収束に向かっているという事実、マスク😷着用が当然という世の中の悪しき風潮を改めるため、僕はこのノーマスクマンを応援したいと思います。

もっと読む:【新型コロナ】カナダ人がマスク着用を拒否する理由

世界及び日本のマスク着用に対する公式見解

  • WHO(世界保健機構):マスク着用は感染拡大時に有効
  • 厚生労働省:風邪や感染症の疑いがある人が着用するのが一番重要
  • 日本医師会:咳などの症状がある時にマスク着用を

もっと読む:【新型コロナ】カナダ 飛行機内感染の事例はゼロ です!