【新型コロナ】バンクーバー 公共の交通機関でマスク義務化!
新型コロナの感染予防策でバンクーバーでもマスク着用率が上がってきています。そんな中、電車、バス、シーバス(バンクーバーとノースバンクーバーを結ぶ船)、その他公共の交通機関で8月24日からマスク着用が義務化されることが決定しました。
これは保健当局の命令ではなく、情勢を加味した交通機関会社の判断になります。このルールは一部の例外を除いて全ての人に適用されます。
経済再開に伴って多くの人が公共の交通機関を利用するようになっている中、乗客の安心安全を保証し、感染リスクを最小限に抑えるため
例外:小さな子供や病気の治療を受けている人でマスク着用ができない人
州の保健当局も公共の交通機関などソーシャルディスタンスを保てない場所ではマスクをするように以前から求めていましたが、ルールではなかったので、今回それがルール化されました。
24日に施行までの間は乗客には新ルールを周知します。ルールとなったため、施行後は罰金を課すことができますが、最初のうちはバンバン違反切符を発行するよりは、乗客を教育することに重点をおきます。
現状4割の乗客がマスクをしているが、十分ではない。
マスク義務化はカナダ全土で広がっている
BC州は感染者も死者数も少なく、他の都会のある州(オンタリオ州、ケベック州)と比べて平和なので、マスク着用の義務化は今までありませんでしたが、今後バンクーバー市としても、交通機関に限らず義務化する公算が高くなってそうな雰囲気を感じます。
オンタリオ州やケベック州では、広い範囲でマスク着用が義務になっていて、違反者には$500の罰金を課せられるところもあります。公共の交通機関に限らず、室内の公共の場所全てでマスク着用義務といった感じです。
マスク着用義務化が全国的に広がっている流れを受けて、それに反対する抗議活動も複数発生しています。彼らの言い分は「憲法で保障された自由の権利の侵害」ということです。
皆がマスクをするようになれば、感染リスクを大幅に下げることができるというのがほとんどの専門家の見解で、マスク義務法制化は情勢の流れに沿って不可避でしょう。
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