【新型コロナ】カナダ6月の求人は100万件増

【新型コロナ】カナダ6月の求人は100万件増

カナダ求人

スタティスティクスカナダによると6月の求人件数は5月より30万件増えて約100万人となりました。ただそれでもコロナ前と比べて200万件少ない数字にとどまっています。

6月失業率:12.3%(5月13.7%)

求人件数の半分以上はオンタリオ州とケベック州からきていますが、他州も軒並み回復基調にあります。

4月の段階で550万件の仕事がインパクトを受けて、300万件が消滅、250万件が時短や時給の下落などの影響が出ました。現在でも300万人以上の人が仕事がない状態です。

新型コロナで旅行業界が壊滅的な打撃を受けましたが、旅行制限があるため回復の兆しが見えません。ある大手チェーンホテルの稼働率は3%でした。その後州内旅行制限が解除されて80%まで戻ったホテルもあります。

小売、旅行、ホテルなど女性比率の多い職場の回復がスローのため、男性よりも女性が職を得るのが難しくなっています。

男性女性共に仕事を維持していても多くの人たちの給料は大幅下落

学校が始まる9月の状況がどう変わるのがが鍵です。チャイルドケア施設がどうなるのか、などこれらによって女性を取り巻く状況が大きく変わります。

多くの求人がネット上にアップされていますが、一つの案件に何十人も応募しています。これでは特徴のない人の場合はなかなか選ばれるのが難しい状況です。

出典:CBCニュース

アフターコロナの就職活動は「隠れ求人」の発掘!?

カナダ求人

カナダはコロナで仕事を失った人に対して半年に渡って毎月2000ドルの給付金を支給しているので、このような状況では多くの人は真面目に就職活動をしないでしょう。

魅力的な仕事でない限り応募すらしないでしょうし、それらの仕事は倍率も高いですから、一般的には簡単には決まらないでしょう。誰でも、仕事ならなんでもいい訳ではなくて、自分にあった仕事につきたいわけです。そう考えると仕事につくことは簡単ではありません。

例えば事務職だった人が事務の仕事がないから、営業職で応募することは基本ないわけです。それで失業期間が長期化する構図になります。

一般的な人、普通の人にとっては就職は運、タイミング、縁で決まります。

カナダには求人として出る前の潜在的な求人、隠れ求人が相当数あります。口コミ、コネ、こちらから打診することによって求人のニーズが表面化します。その場合はライバルがいないので圧倒的有利になります。

僕も隠れ求人を探して北米最大手の会社に営業職をして就職した経験があります。アフターコロナは隠れ求人を探すのがおすすめです!