バンクーバー 4つの広場で実験的に飲酒解禁 決定!
かねてより公共の場所で飲酒が解禁になる話が進んでいましたが、ようやく正式決定しました!手始めにバンクーバー市内の以下、市街地の4つの広場で8月10日から2ヶ月間の実験的な試みです。
- Vancouver Art Gallery – North Plaza
- Lot 19 at 900 Cordova St.
- Bute-Robson Plaza at 800 Bute St.
- Temporary pop-up plaza at Cambie Street and West 17th Avenue
当初は公園やビーチで飲めるようになる計画だったのですが、今回の決定はこれとは別案件として広場スペースのみです。公園やビーチで飲む計画はルール変更が不可能とのこと。
もっと読む:バンクーバー ついに複数の公園での飲酒が可能に!
飲める時間帯は11時(または12時)から9時の間だけです。
公共の場所での飲酒を実験的に行う理由
- 人々の交流と外でむ機会を与える
- ソーシャルディスタンスが保ちやすい
- 家にベランダ、庭、パティオがない人に外で飲む機会を与える
これらの場所は全て駅に近くて、レストランやフードトラックのあるエリアです。
新型コロナパンデミックによって人々が室内で集まりことが事実上不可能になっていたことを受けて、ここ数ヶ月検討されていました。この話はもう数年前から具体的に検討されていたものの実現せず、今回のコロナ騒ぎが生み出してくれた数少ない副産物ですね!
2ヶ月間に渡って運営状況をモニターして、問題なければ恒久化するでしょうし、ビーチや公園でも飲めるようになることでしょう。
多くの自治体で試験的な公共の場所での飲酒実験を開始!
ノースバンクーバーでは先月から9つの公園で飲酒が可能になっています。BC州内陸のオカナガン地方ペンティクトンでも1ヶ月間限定の取り組みとしてビーチや公園で飲酒が可能となっています。このような取り組みがどんどん広がればいいですね!
外で飲めるようになったとはいえ、ビーチならビーチの特定の区画のみ区切ってやるのではビアガーデンと同じようなものです。そこは公共の場というより、レストランのパティオ同様閉ざされた空間で、ちょっと日本人の感覚からするとイメージ的にはいまいちです。
そうではなくもっと広い範囲で飲めるようになって欲しいですが、カナダでは期待できないでしょう。ただ今カナダが飲酒の規制緩和で大きな一歩を踏み出せたことはよかったです!