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【新型コロナ】カナダ ワクチン接種の優先順位はどうなる?
世界では新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいて、来年には一般人が接種できるようになります。ただ数量は国民全員に行き渡ることはなく、足りない状況になります。そこでどのように優先順位をつけるかということが話題になっています。
社会にとって最大限の利益となるように配分
国ごとの配分率や国内での配分率も均等ではなく、社会全体の最適化を考えて分配されるようです。
- 他の大病も含めた重症化や致死率を最小限に抑える
- 社会および医療施設関連の混乱を防ぐ
ワクチン最優先は医療従事者(ヘルスケアワーカー)
最前線で働いている高リスクな人たちに優先的に与えるのは当然ですね!
他には
- 健康な高齢者
- 子供
- 免疫がない大人
- 妊婦
次いで
- 基礎疾患のある人
- コロナ最前線以外の医療従事者
- 仕事で出張や人との接触が多い人
- ホームレス
インフルエンザパンデミックの際のワクチン接種対象
優先順位は各州によって変わるとのこと。
- 基礎疾患持ちの65際以下の人
- 妊婦
- 5才以下の子供
- コミュニティや一人で住んでいる人
- 医療従事者(ヘルスケアワーカー)やそれに関わる人
- 高リスクの人と関わるケアギバーや家族で、ワクチン接種ができない乳幼児や免疫がない人
優先順が新型コロナとインフルエンザパンデミックと異なる場合があるのは、異なった年代グループで新型コロナの方が症状が深刻なことです。
インフルワクチン否定派の人は新型コロナワクチンを接種するのか?
カナダでは新型コロナ感染には人種も関係があるのではないかというデータがあります。例えばトロントでは黒人を含めた有色人種の割合が50%ですが、新型コロナに感染した人の83%が有色人種です。であればワクチン配分の優先順位としては有色人種の方が高くなるでしょう。
新型コロナワクチンの接種が1回で住むグループがいれば2回必要になるグループもあるかもしれないなど専門家の間では色々な仮説が語られています。まだワクチンができるまで時間もありますし、前例のないことなので、今後話の方向も変わっていくかもしれませんね。
世には反ワクチン派という世界の最先端科学を否定する人が一定数いますが、彼ら彼女らは新型コロナワクチンができたら接種するのかどうか見ものですね笑