【新型コロナ】入店時の検温や衛生管理は予防策として効果はない!?

【新型コロナ】入店時の検温や施設の衛生管理は予防策として不十分?

カナダコロナ検温

カナダの新型コロナの流行によって店舗や屋内施設に入るときに、新型コロナにかかっていないか確認するための検温を行う場合があります。ただ感染確認の検温作業や店内およびその施設内の念入りに行う衛生管理は、新型コロナ感染予防策としては、効果がないと感染症の専門家が述べています。

入店時の検温は無意味だとする専門家や論文が多数

あるジムの例では、まず施設に入る人に対してレーザーポインタの検温を行い、手を洗うことが義務付けられています。そしてジムのスタッフはマシンなど共用部分の消毒を定期的に行います。

これらの対策がどれだけ感染予防に役立っているのか?

ちなみに僕のバンクーバー生活の日常において入店時の検温を行なっているところは皆無です。T&Tスーパーマーケットは以前は入店時の検温を行なっていましたが、今は行なっていません。マスクは必須ですが、入店時にあまりチェックはされていません。

無症状でも新型コロナは広まるので、検温はその人が健康があることを証明するものではない。それにもしどうしてもその飛行に乗りたければ、解熱剤を使用すれば検査をすり抜けてしまうので検温対策は効果的ではない。(感染症専門家)

アメリカの食品医薬品局もレーザーポインタ型の検温ツールは無意味と言っています。あの拳銃型の検温ツールの効果は限定的で、半分以上の感染者をスルーする可能性があるという論文もあります。

【新型コロナ】客は店舗入店時の検温を拒否できるか?

新型コロナ 接触感染のリスクは?

スーパーなどでも使い捨てのビニールの手袋をしている人が増えています。

たとえば病院で手袋をして作業をしている人の場合は、扱っていたものに付いていたウイルスが皮膚に浸透するかもしれないが、頻繁な手洗いをしていない、という点でむしろ素手より感染リスクが大きいという考え方もあります。

複数の専門家は接触感染はないであろうと言っています。またCDC(アメリカ疾病予防センター)は汚染した部分に触った手で目や鼻に触れると感染リスクがあると言っています。

生物学的な観点から、備品や設備の表面を消毒することは大事とのことですが、実際は感染予防に貢献はしておらず、検温な消毒などの過剰な対応は人々の安心感を得るという心理的な面の貢献度合いが大きいです。

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新型コロナ 感染予防 外でマスクは必要ない?

マスクの有効性は証明されてますが、それは室内の話で外では基本的にする必要はありません。WHOも「3密を満たす条件で感染する」と発表しています。これは3密を避ければ感染リスクは低いという意味です。

実際に満員電車や飛行機でクラスターが発生した事例はありません。密だけでは感染しないことは世間が証明しました!
たとえ室内でもみんなマスクをして黙っていれば、感染しないと考えるのが論理的だと思いますがどうですか?

バンクーバーではパスに乗車の際のマスク着用が8月24日から義務になることを受けて、新ルール施工前の今からマスク着用率が大幅に増えました。マスクをしていない人が現在は少数派です。

もっと読む:【新型コロナ】バンクーバー 公共の交通機関でマスク義務化!

バンクーバー BC州で感染拡大の理由

最近、バンクーバーを含むBC州で感染が上昇傾向にあります。BC州保健当局の発表によると感染原因の多くは個人的なパーティです。なぜなら3密を満たすから感染するのです。他にもレストラン、ナイトクラブ、ストリップクラブなどでも発生はしているのです。

カナダのすごいところはクラスターが発生した店だけではなく、感染可能性があるかもしれない店も大々的に店舗名を公表することです。

新型コロナ 感染予防のアドバイス

マスクなしでの室内での会合を最小限にすること。いくらソーシャルディスタンスやマスク着用を心がけても、パーティをしていたらそこで感染するので意味がない。細々とした対策よりも室内の会合を行わないことが基本だというのがBC州保健当局のアドバイスです。

8月14日現在のBC州入院患者14人、集中治療室4人

これが現実です。データが新型コロナの本質を語っています。専門家やメディアが「怖い怖い」と言うのは、所詮ポジショントークにすぎず、素直に信じてはいけませんよ:)

もちろん感染予防を心がけることが最重要で国民の義務です。ただ万が一感染したとしても新型コロナはインフルエンザと同等であり恐れる必要はない、普段の行動を制限する必要はないことはデータが証明しています。それは日本も同様です!

出典:グローバルニュース