カナダ航空業界の現状 アフターコロナの飛行機旅行はより高額に?!
新型コロナ騒動により、航空業界は20年前のアメリカ同時多発テロ以来の大きな変化に見舞われることになりそうです。現在、カナダ空港内では自動化・タッチレス化・衛生管理に重点を置いて転換が行われています。
バンクーバー国際空港ではすでに、セルフサービスのマシンによる一連の預入荷物作業の自動化が導入され、職員との接点を避ける仕組みが導入されています。同様のタッチレスの取り組み取り組みがゲートやチケットの発券でもなされます。
将来的には生体認証も取り入れられ、結果的に待ち時間も短縮されます!
カナダ各空港の状況
カナダの主要空港では軒並みコロナ前の3%程度の利用率しかありません。
バンクーバー:97%減
カルガリー:96%減
トロント:97%減
ウィニペグ:97%減
空港ビルのいたるところにハンドサニタイザーを設置
エスカレーターの手すりをコンスタントに技術を導入中
航空会社の制限緩和
今後は機内のソーシャルディスタンスを緩和することにより、利用客の回復が見込まれます。以下各航空会社によって足並みはバラバラです。
ポーターエアライン:少なくとも7月29日までは全休
エアトランザット:7月23日に4か月ぶりに運行再開
ウエストジェット:通常の5%の運行 8月5日までは運行は増やさない
エアカナダ:10−15%の運行
各航空会社の取り組み
- 検温
- 乗客に健康確認の質問
- クリーニング
- 座席間隔を保つ(ソーシャルディスタンス)
- 2才以上の乗客は全てマスク着用
将来の飛行機旅行には空港改善料が加算?!
カナダ政府は空港の家賃を年内免除しますが、それでも復興には全然足りないそうです。カルガリー空港の広報はカナダ政府による家賃免除が4−5年あれば空港業界は立て直しができると言っています。
空港が利用者にとって安心安全な場所にすべく努力しているが、数年かかるかもしれないし、先行きは不透明。航空需要が回復するのはいつになるかわからない。
このような状況により、カナダの空港をコロナを踏まえた適切な施設にするためにかかる金銭的負担は、利用者が払うことになりそうです。
飛行機に感染者が搭乗していたケースは複数報告されてますが、クラスターが発生した事実はないはずです。キャンセルフライトで返金しない騒動で風当たりの強い航空業界。もしクラスターが発生したら実際は怖くない恐怖を煽って、視聴率を稼ぐことが仕事のマスコミが大々的に報じるはずです。
このご時世ですから日本行きの航空券も格安となってます。おそらくガラガラでしょうから、今帰国すればシート3席使えて、横になって睡眠できて快適なのでおすすめです!