【新型コロナ】世論調査 カナダ人の多くは第2波に備えて警戒
街に活気が戻ってきているバンクーバーですが、ある調査期間のアンケートでカナダ人の多く(76%)は、新型コロナの第2波が来ると思っていて警戒を強めています。新型コロナの第2波は第1波と同等かよりひどいものになるであろうとの予測です。
マスクをしていると回答した人の割合
- 公共の交通機関:14%
- 職場:17%
- 散歩:12%
- スーパー:51%
53%の人が公共の場所(室内、スーパー、モール、交通機関)でマスクを義務にすべきと回答。いずれも一週間前と比べて数値がアップしています。それは自粛が解除されて、街に人が出てきて、職場に向かい人が増えてソーシャルディスタンスが緩んいることへの危機感を示しています。
経済解放に関して
- 注意深く解放すべき:66%
- もっと早めるべき:13%
- スローダウンすべき:21%
10%以下の人がレストラン、ジム、ホテル、バー、コンサートホール、シアターを制限なしに再開することを支持
予防策をとった上で
- 68%がレストランやホテルの再開を支持
- 55%がジムや他の施設、50%がバーの再開を支持
- 44%がコンサートホールやシアターの再開を支持(49%は反対)
80%が第2波を抑えるのは個々の心がけと対策が大事で、17%がコロナ対策は政府の責任という回答
すぐにレストランに行きたい人は25%程度です。残りは夏以降とか第2派の後まで見合わせるという回答です。レストランは政府のガイドラインに沿って万全の対策をとっています。
換気、ソーシャルディスタンス、マスク、パティオのエリア拡大、使い捨てメニュー、サーバーは客との接点を減らす、食器は客が帰った後にまとめて下げるなどなど、3密を完璧に取り除いた環境で感染する方が難しいでしょう。
やはり新型コロナという風邪が初めてのことで、報道も新型コロナの本質を伝えるよりも日本のように煽り系なので、TVが言ってることが正しいと思う多くの人はナーバスになっている状況です。新型コロナを正しく恐れて、外食が趣味の人には店が空いていて助かりますが、レストランは最大でもキャパの50%しか入店できないので、経営者は本当に大変だと思います。
ワクチンが開発された場合
ワクチンができるまでは18ヶ月かかりそうなので、接種可能になるのは来年の夏ごろになるでしょう。
接種する:68%
接種しない:16%
わからない::16%
ワクチンを接種しないもしくはわからないと答えた人の全てが、反ワクチン派というわけではなく、若くて健康な人は重症化しないからワクチンを受けなくても大丈夫と思っているとのこと。
僕が気になるのは68%のワクチンを接種すると答えた人は、インフルエンザのワクチンを受けているのかということです笑 なぜならインフルエンザのワクチンを受けなくて、新型コロナのワクチンを受けたいというのは自己矛盾だからです。統計的に見れば新型コロナは怖くないことは明らかで、せいぜいインフルエンザと同レベルです。
コンサートやプロスポーツなど大規模なイベントの集客は、ワクチン接種が行き渡るまでは許可されないと今のところ言われています。
まとめ
皆が第2波に備えることは大事です。皆が予防策をしっかりするでしょうから、もう感染リスクは低いでしょう。だから第2波がきてもロックダウンはないと思います。またロックダウンしてカナダ政府も各方面に補償を行いたくないでしょうから。
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