【新型コロナ】経済活動再開 バンクーバー街の雰囲気
コロナの感染が落ち着いてきているバンクーバーです。段階的な制限緩和措置で、19日からバンクーバーの小売店、床屋、レストランイートイン営業が再開可能になりました。再開1週目で実際にイートインの飲食店を再開したのは2割くらいです。モールの小売店舗やフードコートも3割程度の開きでした。
駐車場の車も増え、バスの乗車人数や街中の人の数は確実に増えています。ショップには密にならないようにすべく、少数しか入れないので、どこも入店街の行列ができていました。
飲食店営業再開にあたって様々な取り組み
- 店内でもソーシャルディスタンスを維持
- 店内に入れる人数は最大50%に制限
- 15分ごとにトイレ清掃など、以前より頻繁な衛生管理
- 従業員はマスク、手袋着用
- 今後何かあった際の追跡のため、客の電話番号を控える
- 食べ残しの持ち帰りも今まではサーバーが皿を下げて容器に入れてくれたのですが、今後は各自で行う
- メニューは使い捨ての物を使用して使い回しをしない
- サーバーと客の接触回数も減らす
例えば水がまだ残っていてもついでに注いだり、コーヒーのおかわりもカップに触れないでテーブルに置いたままで行うなど。 - パティオ収容の制限基準は緩和
- 同じグループの場合は今まで通り感覚を取らなくて大丈夫
日本食レストランの再開店率が低い理由
待ちに待った再オープンですが実際レストランは混んではいません。やはりまだ皆がナーバスになっていて、世論調査でも約半数が今レストランで飲食することに否定的な印象を持っています。また今後もレストランに行くことを控えると回答しています。
バンクーバーの日本食レストランでは従業員でワーキングホリデーが占める割合が多いです。今回のコロナ騒動でワーホリの人たちが皆帰国してしまい、人員が足りなくて開店できない店も多くあります。地元の求人誌には多くの日本食レストランの新規求人が出はじめました。これから新たに採用、教育して体制が整うまでまだ数週間かかるかもしれませんね。