カナダの携帯（スマホ）は日本で使えるか？ある条件を満たすと違法です！
カナダに住んでいる日本人が日本に里帰りする際は、
カナダで使用しているした携帯をそのまま使用する場合が多いです。
ではカナダで購入した携帯は日本で問題なく使えるのでしょうか？
結論：基本問題なく使えるが９０日まで。不具合が起こる可能性が少しあり。
本記事ではカナダの携帯を日本で使用する際の注意点を経験者の観点からまとめました。
カナダで購入した携帯（スマホ）を日本で使用することは違法？
こんな話聞いたことありませんか？
訪日客の増加により、一律違法にするのは無理があるということで総務省で法改正がなされました。
例外として、カナダや海外で購入した携帯でも、技適マークがあればその後も使用オーケーで合法です！
技適マークとは「技術基準適合証明」の略で総務省の使用許可を得た端末ということになります。
総務省としては電波は有限な資源ですので、
外国からの未承認の輸入端末でデータ市場が荒らされるのが困るというわけです。
そこで海外の端末でも総務省公認の技適マークを与えたものの使用は
合法となっているのが日本社会の仕組みです。
カナダで購入のアイフォンを９０日目以降に、日本でWIFI利用することは違法
ぼくはカナダのアップルストアでアイフォンを購入しました。
このアイフォンには日本の技適マークがないので、
日本滞在９０日以降にWIFIにつなぐことは違法行為となります。
技適マークがあるかどうかの確認方法は
アイフォンのSetting(設定)画面にいってから
General(一般)→Legal&Regulatory(法律&規制)→Regulatory Information(規制情報)
で下記のような情報が出てきます。これが技適マークです。
カナダ販売のアイフォンはアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、
シンガポール、コロンビアの技適マークがありますが、
残念ながら日本は含まれていない。
カナダで購入したアイフォンは日本でペイペイがダウンロードできない！
カナダで購入したアイフォンはペイペイがダウンロードできません！
これには技適マークがないことが関係しています。
日本は現金かペイペイのみの支払い店舗が多いです。
ペイペイが使えないと、現金のニーズがとても大きくなって暮らしが不便になります。
ぼくはカナダで外出のさいの荷物はスマホのみですが、
日本だとクレカ、現金、スイカ（交通系ICカード）が必要なため、
スマホのほかに財布を持たなければなりません。
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日本に長期帰国する人は要注意
たとえば同じアイフォン１１でも日本とカナダで仕様が異なります。
カナダのアップルストアで販売のアイフォンには日本技適マークがありませんから、
カナダで購入したアイフォンを日本の住民や、９０日以上の長期滞在者が使用することは
違法なのでキャリアの携帯利用契約ができません。
旅行者用のプリペイドSIMカードでなら９０日以上使用しても大丈夫
旅行者用のプリペイドSIMカードのデータ通信であれば９０日以上使用しても大丈夫
実際に旅行者用プリペイドSIMカードは半年とか１年の期間のものも普通に販売しています。
あくまでも電話の契約や、９０日以降のWIFIやBluetoothの使用がダメということなので、
データだけで良ければ９０日以降利用しても大丈夫です。
また電話機能が必要な場合は、インターネット電話を月３００円で契約できます。
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まとめ
カナダの携帯を日本で使用することは、
長期的にみたら様々なデメリットがあります。
- カナダと日本では周波数なども微妙にことなるため、通話やデータがつながらないなどの不具合も多数報告
- ペイペイなど一部の日本のアプリがダウンロードできない
- 万が一故障してもサポートの対象にならない
よって日本に永久帰国する場合は、いっそのことカナダの携帯を処分して、
新しい機種を買うのが後々のことを考慮すれば適切ですね！
もっと読む：カナダから一時帰国 失敗しない日本プリペイドSIMカード 教えます！
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