カナダでは合法なマリファナ(大麻)日本人はダメ絶対!
カナダでは2018年に嗜好用の大麻が合法化され、街中のショップで販売しています。
大麻合法化の理由
- 反社会的組織への収入源を断つ
- 税収
- 19才以下の子供が購入できないようにする
今までアンダーグラウンドマネーだったものが日の目を浴びて、去年の売り上げは12億ドル、今年は28億ドルに達するだろうと予想されています。
解禁当初は店に長蛇の列でした。商品の提供数も限られていて、ほとんど売り切れで店舗は空っぽの状態でしたが、今現在は行列もなく落ち着いています。
コロナ騒ぎによるロックダウンの間もマリファナ(大麻)屋は元気にオープンしていました。
バンクーバーでは購入は19歳から可能です。今後は19才以下の人は手に入れることができなくなりますね。
大麻は酒やタバコと比べて害は少ないと言われていますが、タバコ同様に所定の場所でしか吸えません。
日本人はカナダで大麻の所持は禁止。国外犯適用で逮捕の対象!
日本では大麻取締法において,大麻及びその製品の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ,処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず,海外において行われた場合であっても適用されることがあります。 在カナダ日本大使館
ということでどうしても大麻をやりたければ日本人をやめてカナダ人になれば良いでしょう。
大麻が合法化されたことによって、お菓子とか食品原材料の一つに大麻が利用されているものもあります。
日本に帰国する際に、間違えて大麻入りのお菓子を買ったら犯罪者として逮捕されますので気を付けましょう。
カナダで大麻の使用経験者はアメリカ生涯入国禁止!?
アメリカでも多くの州で大麻が合法化されています。バンクーバーから車で30分程走るとアメリカワシントン州に入れます。ワシントン州も大麻は合法ですが、大麻はお互いに合法でも国外持ち出しは禁止です。
理不尽ですよね。アメリカ入国審査は結構理不尽なのです。
大麻に限らず、入国拒否関連や不当な拘束関連の事案は時々ニュースになります。昔、大麻使用したことがあって入国拒否にあったら、今後の入国に関して、それを覆すのは相当な時間とお金がかかります。
弁護士を雇って数千ドルかかるとのこと。もちろん結果を覆すことができるかはわかりません。
他の同様のケースで入国拒否された人は、もしアメリカに将来入国したければ、この決定を覆すためにはアメリカが指定する医師の検査を定期的に受けなければいけないとか、いろいろ理不尽なことがあるみたいです。費用も膨大になるでしょうし。何年かかるかわかりません。
アメリカの入国審査で大麻に関する質問があることは基本的にはないのです。どう対応するかは結局のところ審査官のさじ加減で、なんとでもなってしまうとんでもない世界なのです。
僕も車でアメリカに50回くらい行ってますが、本当に陸路の入国審査は感じ悪いです。空路の場合は全然違って普通なんですが。
こういうすごい話を聞いたことがない人だったら、普通に考えたらカナダでは合法だから過去にやったことあります、と答えてしまうのが普通だと思います。
入国審査でウソをつくというのは重罪です。決してしてはいけません。
しかしこの大麻の件に関しては過去は変えられませんから、やったことがないと嘘をつくべきでしょう。正直に話して理不尽な処分を受けるなら、嘘をつくことは悪ではないと僕は考えます。
余談ですが僕も昔、アメリカビザを理不尽な理由で3度却下、結果的にカナダに来たのです。
アメリカのビザがでてたら今カナダにいる自分はまずなかったし、アメリカ永住権が取れてたかも微妙ですね。
当時の会社で過去にアメリカビザが却下された前例がなかったので、僕はアメリカとは縁がない運命だったのです。