カナダで働く あなたの価値を決めるのは評価ではなく評判です!

カナダで働く あなたの価値を決めるのは評価ではなく評判です!

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ぼくはカナダで10年以上7社で働いたことがあります。カナダ系企業と日系企業の

最大手と中小で働いた経験から、カナダ社会は純粋な実力社会とは言えないことがわかりました。

カナダ企業で働く、あることに注意すればカナダでクビになるリスクを大幅に減らすテクがわかります!

解雇規制のないカナダで解雇は日常的

解雇規制のないカナダではバンクーバーなら1年以内の従業員は1週間分の給料を払って即クビになります。

クビの通知は金曜の午後が多い

一般的には仕事がいまいちな人は即クビになります。でもそれは仕方ありませんね。

日系企業ですと解雇しない日本文化を引き継いているところが多いので、

普通に本人が真面目に頑張っていれば

クビにならないこともあります。

不思議と会社にとって面倒な人、厄介なひとでもクビにならない場合もあります。

支店長がこの人になにか弱みを握られているのか?なにか理由があるの?

と疑ってしまいます。

カナダ移住の夢は消滅寸前だった話

ぼくは2009年からカナダ移住しましたが、

この最初に勤めたカナダ最大手の会社に永住権のサポートをしてもらっていました。

仕事で懲戒解雇になってもおかしくない大きなミスをしました。

当時の上長がぼくをかばってくれたおかげで、雇用が継続され永住権をとることができた

この黒歴史、このとき上司がかばってくれなかったら今頃日本で人生詰んでたことは間違いありません。

上司がぼくをかばってくれた理由はただひとつ、ぼくがいい人だったから

これがもし上司に好かれていなければ、余裕でクビになっていたことでしょう。

その後10年間、同様のケースをまわりで多くみてきました!

いい人であることが大事

「いいひとであれば、まわりから好かれていれば微妙な状況であれば会社が守ってくれる」

これは北米最大手の会社に努めていたときの、当時の上司がぼくに個人的に話してくれました。

また従業員の入れ替わりが激しかったほかの会社の当時の経営陣の一角だった上司も、

彼がやめたあとに

要は会社があなたを好きか嫌いか

ということを個人的に話してくれました。

逆にいえば理由はどうあれ嫌われたらおしまいです。

「経営層があなたのことが好きか嫌いか」

というふわっとした部分できまるのです。

仕事の能力は基本みな同じです。

人間の能力に差はありませんからね。

となるとあなたの価値は評判による部分が大きい

「あの人なんかいいよね」といったふわっとした部分です。

普通は従業員に改善すべき点があれば、

会社から公式に本人に警告があるのですが、

この警告もなしに即解雇する会社もあります。

当の本人からしたら、言ってくれれば簡単に改めることができるのにこれではどうしようもありませんね。

結局この人は経営層から少なくとも好かれてはいなかった、

「あの人なんかいいよね」という評判ではなかったのでこうなりました。

女性は独特だから注意が必要

上司であれ取引先であれ相手が女性の場合は注意が必要です。

職場、ビジネスの世界において女性は男性とは違う独特の感覚があります。

同じ接し方で男性ならオーケーでも女性ならNGということもあります。

女性は男性より感情的ですから相性もありますが、

その女性からみて心地よいような応対をしなければいけません。

ぼくが男女同じように普通に接していても、

ほかの同僚が上手に振る舞い、その女性上司のフィーリングでウケがよければ、

相対的にぼくの評価が下がって、冷遇されたことがありました。

まとめ

いかがでしたか?

あなたが会社で自分の身を守るためには協調性が大事で、

みなから好かれる人間であることも重要な要素

このひとと一緒に仕事がしたいかという部分です。

本記事で述べたことすべてぼくの実体験ですので、

カナダ社会の一つの真実であります。

まあろくでもない会社にしがみつく必要もありませんけど、

あなたがこの会社で雇用を守りたいのであれば、空気を読む能力が必要です!