カナダ バンクーバーで飲める日本の地ビール

カナダ バンクーバーで飲める日本の地ビール おすすめ

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日本からカナダへ輸入しているビールがいくつかあります。

酒を仕事にしてるぼくおすすめは埼玉は川越市のコエドビールです。

このコエドビールが今バンクーバーで静かなブームです。

バンクーバー在住者向け、この記事をよめばコエドビールの素晴らしさがわかります。

日本のビールは日本のビールではない

日本のピールで思い浮かぶのはアサヒ、キリン、サッポロビールですね。

この中でもサッポロビールが一番人気です。

というのはサッポロは比較的価格が安いからからです。

なのでハッピーアワーで日本のビールを出している場合、大体サッポロです。

ハッピーアワーとは3時から5時など、レストランの暇な時間帯に格安メニューをだしていることをいいます。

さてこの日本のビールは実際は日本から輸入されてはいません。

日本のビールは日本産ではない!

アサヒ:イタリア

キリン:アメリカ

サッポロ:カナダ

日本ブランドは海外ビールなのが現実

コエドビールは埼玉県川越市の地ビール

コエドビールは埼玉県川越市にある地ビール醸造所で、

バンクーバーには5種類輸入されています。

1) BENIAKA(赤)

このBENIAKAはアンバーエールで、

原材料にさつまいもを使っているのが特徴です。

コエドビールの看板ビールで世界のビールコンテントで多数の金賞を受賞しています。

川越はさつまいもが名物でスーパーに出荷できないB級品を利用して作られてます。

そのさつまいもの名前が紅赤といいます。

濃厚な味でアルコール度数もビールでは高めの7%(通常は5%)

もあるのですが、それを感じさせない飲みやすさです。

2) RURI(青)

ピルスナーで日本のアサヒビールと一緒でラガービールです。

すっきりしてて一番日本のビールに近いですが、

ほんのりと柑橘系の風味が漂って優雅な味わいです。

3) JPA

ゆずペールエールでIPAです。本物のゆずを原材料に使っていて、

フルーティな味わいです。

柚子ビールはほかにバンクーバーに存在しないので唯一の存在です。

カナダでもゆずが人気なので、コエドビールの中でも一番人気です。

IPAをもじってJPA(ジャパンペールエール)と名付けられました。

4) MARIHANA(緑)

これはセッションIPAです。特徴としては原料のホップ(植物)の濃厚な味を強調しつつ、

アルコール度数を通常のIPA(6-7%)より抑えたビールです(4.5%)。

このマリハナという名前がウケます。大麻(マリファナ)と同じ名前だからです。

「マリハナ」は原料のホップ(植物)の実名です。

5) SHIKKOKU(黒)

これはブラックラガーです。特徴としてはギネスビールに近いといえます。

バンクーバーはアサヒのブラックラガーも有名でカナダ人はこのビールが好きです。

よってSHIKKOKUもよく売れています。

カナダ人は日本産ビールに価値を感じる

ぼくは日本食レストランに出入りする仕事をしていますが、

レストランに食べにくるお客は「日本産」に価値を見出します。

通常の日本ブランドのビールは6ドルに対してコエドビールは8ドル

価格に敏感なお客もそれに価値を見い出せばお金を払うのです。

コエドビールはラベルのデザインやネーミングセンスにも優れていて、

みなそういう部分にも価値を見出します。

日本人は純粋に味だけでその店や料理を判断しますが、

カナダ人は店の雰囲気やサービス、見た目やストーリーなど、

その一品が醸し出す特別感など純粋に味だけではない部分も評価します。

コエドビールはそのプレミアム感をかもし出しているのです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

コエドビールは通常の日本のラガービールとは異なり、エールビールが中心です。

コエドビールはごく一部の酒屋で取り扱っているのみなので、

なかなか店舗でお目にかかれません。

一部の日本食レストランや居酒屋で販売していて、

いまバンクーバーで静かなブームとなっています。

それぞれ味が濃厚で特徴はそれぞれ異なります。

ですので飲み比べしてみて、あなたの好みをみつけてくださいね:)

 

 

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