タイムゾーンが6つあるカナダ 時差は最大4.5時間!

タイムゾーンが6つあるカナダ 時差は最大4.5時間!

カナダ時差

日本の26倍の国土面積のカナダ、タイムゾーンは6つもあって、時差は最大4.5時間です。ではその内訳はどうなっているのでしょうか?

時差は西海岸から東海岸に向かうに従って1時間ずつ増える

下記の表はバンクーバーを基準にして、東方面に向かうごとに時差が発生します。大まかに見ると州ごとに時間は同じですが、例外的に一部の地域で隣の州のタイムゾーンになっている場合があります。

例:バンクーバーのあるBC州は太平洋時間ですが一部地域は山岳部時間を採用など

厳密に州で分けるのではなく地理的に分類されてるので、例外が複数あるのですが、普通に日本人が理解しておくのは下記まとめで十分です。

主要都市タイムゾーン時差
バンクーバー/ビクトリア太平洋時間
カルガリー/エドモントン山岳部時間+1時間
レジャイナ/サスカトゥーン中部時間+2時間
ウィニペグ中部時間+2時間
トロント/オタワ/モントリオール東部時間+3時間
ハリファックス/プリンスエドワード大西洋時間+4時間
セントジョンズニューファンドランド時間+4.5 時間

日本はバンクーバーより16時間 トロントより13時間進んでいる

日本とバンクーバーの時差はサマータイムで16時間あって、日本が進んでいます。冬時間の場合はバンクーバーの時計が1時間遅れるため17時間となります。

カナダはサマータイム制度がある

カナダは日照時間を最大限活用するために、夏時間と冬時間があります。

今年の場合
夏時間開始:3月8日 朝2時
冬時間開始:11月1日 朝2時

共に日曜日の朝2時に設定されてその日の生活に大きな影響がでないよう配慮されています。
夏時間開始の際に時計の針を1時間進めて、冬時間開始で1時間戻します。

一般的な会社員でみれば、翌日の月曜日は夏時間に変更なら1時間早起きで大変ですが、冬時間に変更なら1時間ゆっくり眠れます笑。

例外:レジャイナのあるサスカチュワン州だけは日本と同じでサマータイムを採用していない

旅行の際は時差に注意!

例えばバンクーバーからトロントに旅行する場合、飛行機で4時間半くらいですが、トロントは3時間進んでいるので、実際にトロントに到着するのは7時間半後になるので、その日は移動時間に多くを費やすことになります。

逆にトロントからバンクーバーに戻ってくる場合は時間軸で言えば1時間半で帰れます。

日本行きの場合も同様で、バンクーバーから日本は10時間くらいですが、行きは当日の午後に出発して翌日の夕方着で一日損した気分ですが、帰りは夕方発で到着は当日の午前中になります。

行きに余分にかかった時間は帰りで相殺されます笑

サマータイムは将来も継続可能か?

近年カナダではサマータイム廃止論があります。

サマータイムがあることによって日付が変わる日の、交通事故率が高まったり、人体への健康被害があるという報告があります。お隣アメリカではアリゾナ州だけサマータイムを導入していません。

日本人から見れば日本にいるときからサマータイムという概念がないわけで、どちらでもいいのかなという気はしますが、サマータイムのおかげでバンクーバーの夏は22時まで明るいのです。アルバータ州はバンクーバーよりさらに1時間、日照時間が長いので23時にようやく暗くなるのです。

「そんな夜遅くまで明るくなくて良い」という人も大勢います笑

サマータイムを英語で”Daylight Saving Time”と言います!