カナダのレストランでの飲食 日本との違い
日本とカナダではレストラン内の光景・サービス内容にはかなり大きな文化の違いがあります。
メニューに写真がない
カナダのレストランのほとんどがメニューに写真がありません。その内容を読まないとちゃんと理解できないものが多くて、読む作業が大変なのです笑。また理解したつもりでも実際に出てきたものが、思っていたのと違う内容だったりすることがあるので面倒なんですよ。
おしぼりがない
カナダは食べる前に手を洗う習慣がないのか、高級レストランでもおしぼりが出てくることはまずありません。わざわざトイレに行って手を洗うのが面倒なのです。
声かけがウザい
カナダでは注文した料理が出されて、少しするとウエイトレスが「味はどうですか?」と聞きにきます。それで「美味しいです!」と答えるこの機械的なやりとりが面倒です。相手も自分の答えが終わる直前に目をそらすし、流れ作業感が見え見え。
ウエイトレスが来ない
来なくてもいい時には来るのに、何かこちらが追加で注文したくても、ウエイトレスがなかなか来ないかったりします。忙しかったらもちろん仕方ないのですが、そういうわけではなくなかなか来ないことがあって、こちらが目線をずっとウエイトレスにやってるのが面倒です。日本だったらウエイトレスがこちらに目線を効かせますよね?もしくはファミレスとかカジュアルな店なら呼び鈴がありますよね。カナダではそんな気はききません。
最初の注文と同時にメニューを下げる
レストランでは追加で頼むこともよくあるわけじゃないですか?どうして最初の注文と同時にメニューを全部下げようとするのですかね?「メニュー1個キープしといてください」とか、あとでまた「すいませんメニューください」っていう会話のやりとりって超壮大な無駄じゃないですか?
まだ食べ終わってないのに皿を下げようとする
まだ食べてる最中なのに少し箸が止まっていると、すぐにサーバーが皿を下げていいか聞きにきます。飲み屋でいっぱい飲んでいるのに、一人飲みだったらスマホやったり、誰かと一緒ならだらだら会話したり、出されたものをサッと食べ終わるとは限らないじゃないですか?聞かれるのがウザくて、それで「まだ食べてる途中です」という答えを発言するのが快適じゃないんですよ。
もう頼まなさそうな様子だとすぐに会計をしようとする
だらだらと長居して、まだ頼むつもりなのに「会計しますか?」とかレシート持って来られると萎えます。多くの顧客からもう一品の注文を逃しているのではないでしょうか?この「もう一品・もう一杯」は店からしたらとても大きいと思うのですが。
持ち帰りの注文では箸、ナイフ、フォーク、ナプキンが入ってないのが基本
コロナ騒動をきっかけによく持ち帰りとかウーバーイーツで注文するのですが、多くの店ではこれらが入っていないのが基本方針になってます。コロナ以前がどうだったかわかりませんが、箸類はわざわざこちらから言わないと、店の人は入れてくれません。
またウーバーイーツでも「箸類を入れる」に設定してるのにも関わらず、それでも入っていないことがすごく多いです。でも食べる道具が入ってないのが基本っておかしくないですか?家にあるとは限らないし、公園とか外で食べるかもしれないし。。。
食べ残しの持ち帰りが常識
これはいいですね。高級レストランでも食べ残しを持ち帰るのは常識です!
最低最悪のサーバーはこれで決まり!
会話がめっちゃ盛り上がっているのに、それを遮って追加のドリンクの注文を取ろうとするサーバーがいました。一刀両断に遮られて、相手に主導権がいってしまったんです。その後なんかシラーッとしたムードになっちゃうんですよ。そこは日本人オーナーのレストランだったんですが、そのサーバーはカナダ人でした。
日本人からしたら面倒だなと思うことをまとめましたが、カナダ人にとっては普通のことで、まあこれは文化の違いですね!
新型コロナ騒動によってカナダも新しい生活様式に入ります。特にレストランでは色々多くの改善が導入されている最中です。例えば皿をその都度下げにこないとか、客との接点を最小限にするため、食ってる最中にちょくちょく聞きにこないなど、僕からしたらいい方向に変わっていってますね笑