カナダバンクーバーの牡蠣(オイスター)はあたるか?
日本で牡蠣というと「あたる」というイメージがありますが、それはカナダでも同じです。
日本でカナダのオイスターはあたらないという情報が一部にありますが、それはうそです。
カナダシーフード業界に10年携わってきたぼくが、
カナダオイスターの危険性を説明します。
バンクーバーのオイスターにはノロウイルスがいます!
牡蠣が美味しい季節ですね。
バンクーバー近海では何十種類もの牡蠣(オイスター)が養殖されています。
ではバンクーバーのオイスターは安全でしょうか?
グーグル先生によると
牡蠣は岩についたまま体に海水を大量に取り入れ、その中にあるプランクトンを食べて生きています。 このとき、海水に含まれる細菌やウイルスも取り込み、排出できず体にためてしまうことがあります。 それを人が食べると食中毒を起こし、「あたって」しまうのです。
カナダ人はみんな牡蠣(オイスター)好きです。
カナダではバンクーバー諸島で養殖された牡蠣(オイスター)のリコール騒動がまれに起こります。
ノロウイルスは一般に冬場に流行する食中毒で胃腸炎、下痢、吐き気を引き起こします。
もしリコール騒ぎが長期化するようなら売り上げにも影響しかねないです。
牡蠣(オイスター)による食中毒を予防するには、完全に調理することです。
でもみんなオイスター(牡蠣)好きですよね。
食生活にゼロリスクはありません。
もともとオイスターは食べすぎると腹痛をおこすリスクが高まります。
通常でもオイスターをたべて具合が悪くなるのはもちろん自己責任です。
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リコールが起きると販売業者は回収に走る
リコール騒ぎが起こると保健当局がこの時期のこの種類のオイスターを食べないように、
業者に返すか廃棄するように世間に呼びかけます。
レストランに販売した卸業者は販売したレストランに回収に向かいます。
オイスターは60個単位で網袋に入った状態で販売されます。
袋にはロット番号などが記載されたタグがついているので、特定するのは簡単です。
バンクーバーのオイスターはお隣アメリカのシアトルにも気軽に輸出されるので、
シアトルでも同様の騒ぎがおきます。
日本食レストランで有名なKUSSHIオイスター
バンクーバーの日本食レストランでもオイスターは一般的です。
生牡蠣で食べるオイスターで好んで使われるものはKUSSHIという銘柄
値段的には普通で、これより高いものもあれば、安いものもあります。
オイスターは安かろう悪かろうというわけではないので、
コストを気にするところは安いオイスターを調達しています。
ハッピーアワー(3時から5時などレストランの暇な時間帯)
で安価で提供している店はKUSSHIは使いません。
LITTLE WINGが安くて美味しいです。
KUSSHIはまろやかな味わいで、LITTLE WINGはスッキリとした味わいです。
また東海岸からわざわざやってくるMELPAQUEというオイスターも西洋レストランでは人気です。
まとめ
いかがでしたか?
牡蠣(オイスター)で食中毒にあたっても一般には1〜2日収まります。
リコール騒ぎがあっても、いまレストランで提供されているものは、
リコールの対象外なので食べても全く問題ありません。
あなたの周りでオイスターにあたったという人はいますか?
非常に起こる可能性が低いリスクは受け入れて生活しているのが人間です。
カナダシーフード業界のプロであるぼくが断言します。
カナダバンクーバーのオイスターは安心安全なので、リコールが起きない限り大丈夫!
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