カナダ ケベック州でワクチンパスポートの導入を決定!
2021年7月にワクチンの普及によってコロナが沈静化したカナダですが、
8月に入って感染者が少し増えている状況です。
カナダの東、モントリオールのあるケベック州知事は、
飲食店など公共の施設に入る際に、
ワクチンパスポートの提示を求めることを可能にする決定しました(2020年8月)。
この記事を読めば、これからカナダに滞在する人でワクチンを受けない人が、
社会生活上不利益を受けることが理解できます。
ワクチン未接種者は飲食店の入店拒否へ
カナダはワクチンの普及によって、重傷者も減ってほとんど誰も死ななくなりました。
しかし最近は感染者数が微増傾向にあります。
この状況を危惧しているケベック州知事はワクチンパスポートの導入を決定しました。
具体的にはレストランなどの公共の施設に入る際に、
ワクチンを打っていない人の入店を拒否するためです。
この決定はノイジーマイノリティの抵抗はあるももの、
一般的には好意的に受け入れられています。
大手メディアの世論調査では
賛成59%
反対15%
現在は実際の運用にむけてシステムを整えている最中です。
バンクーバーではワクチンパスポートの導入は未定
ぼくが住んでいるバンクーバーのレストラン業界では、来
店客にワクチンパスポートを求める動きはいまのところありません。
バンクーバーのあるBC州コロナ対策の責任者はいまのところ考えてないが、
可能性は排除しないと言っているので選択肢の一つという状況です。
ワクチンパスポートの目的はコロナ騒動の収束
ワクチンパスポートの目的は、ジムや飲食店、ショップなどでのサービスに対してワクチン接種者へアクセスを与えることです。
ケベック州は83%が一回目のワクチン接種、67%が2回接種完了
カナダ首相はケベック州のワクチンパスポート計画を支持
カナダは人口あたりのワクチン確保量が世界一
現在はすべての人にワクチンが行き渡る量があって、
いつでもどこでもだれでも接種できます。
もうワクチンを接種しない言い訳は通用しない(カナダ首相)
コロナを収束させるためにワクチン接種が必要
カナダ政府は公務員に対するワクチン義務化も検討してます。
まとめ
ケベック州でワクチンパスポートを導入するのはカナダでは初めてですが、
今後のコロナの状況次第で他の州も続くことは間違いありません。
日本のワクチンパスポートは海外渡航用ですが、
カナダでは社会生活の中でワクチンパスポートが導入されることになりました。
みなさんはどう思いますか?
コロナ前の平和な世の中に戻るために、
皆がワクチン接種すべきという原則に基づいて当然の取り組みですね。
もちろん健康上の理由でワクチン接種できない人に対する例外的措置は必要です。
しかしワクチン接種者と、接種できるのに接種しない人は対等ではないのですから。