カナダで働く 現地採用と駐在員の違い
カナダで就職して働くということは、日本で働くこととは全く違います。
この記事では、カナダ現地採用と駐在員の両方を経験したぼくが、その違いを説明します。
カナダ駐在員のメリット・デメリット
カナダに駐在するというのはアメリカと比べるとかなり少ないですが、
日本の大手企業もいろいろ進出しています。
もしカナダ駐在員の立場であれば
- 待遇が現地採用の人よりいい
- ベネフィットがより充実している(福利厚生)
- いずれ日本へ帰国するため、移民独特の悩みを抱えなくてよい
また、駐在員のデメリットとしては特にありませんが、
せっかくカナダで働けるということで就職したにも関わらず
将来日本へ帰る公算が大きいです。
よってカナダに移住したり家を買ったり、
カナダ人と結婚しようとしている人には向いていません。
もっと読む:カナダで働く 就職は日本と違い全てジョブ型雇用です!
カナダ現地採用のメリット・デメリット
- 給料や待遇がカナダ現地相場になるので低い
- 日本のように手厚い福利厚生が少ない(レベルが落ちる)
- ステータスが低い
- ずっとカナダで働ける
- ストレスフリーに働ける
- 年齢・性別・転職回数不問
- 簡単にクビになる
カナダは日本と違い簡単に解雇できます。
とくにカナダ系企業はリストラが日常茶飯事です。
ただ日本系企業はなかなか解雇しない傾向があります。
解雇リスクを減らしたい人は日本系企業がおすすめです!
また日本では就職において重要な要素を占める年齢ですが、
経験があれば65歳でも普通に採用されます。
転職回数が多いこともマイナスにはなりません。
ぼくは転職経験が豊富です。
いまのぼくは日本の就職活動では面接すらすすめません。
これがカナダ社会の現実です。カナダいいと思いませんか?
カナダ駐在員採用の求人はゼロ
海外駐在は多くの人が憧れますが、
海外駐在員を募集する求人はほぼゼロ
海外駐在員は会社からみたら人材の維持コストが高いので、
日本で長年勤務を経験した本社の色に染まった人材を送るケースが基本なのです。
ぼくはのべ1000件は求人を見てきましたが、
そのなかでカナダ駐在員採用の求人をみたことは一度もありません。
日本の本社採用で将来カナダに駐在の可能性があり、
という案件がごくまれにある程度です。
もっと読む:【カナダで就職】 カルガリー求人がおすすめな理由
まとめ
いかがでしたか?
カナダ駐在と現地採用では待遇に大きな違いがあることが、
わかってもらえたと思います。
ぼくのようにカナダ永住が目標なら待遇は落ちるものの、
現地採用一択です。
日本と違いストレスフリーな生活を満喫できますよ。