カナダの消費税は州ごとに異なる
カナダの消費税にはGST(国税)とPST(州税)があります。
2020年現在 | PST(州税) | GST(国税) | Total |
Alberta | 0% | 5% | 5% |
British Columbia | 7% | 5% | 12% |
Manitoba | 7% | 5% | 12% |
New-Brunswick | 10% | 5% | 15% |
Newfoundland and Labrador | 10% | 5% | 15% |
Northwest Territories | 0% | 5% | 5% |
Nova Scotia | 10% | 5% | 15% |
Nunavut | 0% | 5% | 5% |
Ontario | 8% | 5% | 13% |
Prince Edward Island | 10% | 5% | 15% |
Québec | 9.975% | 5% | 14.975% |
Saskatchewan | 6% | 5% | 11% |
Yukon | 0% | 5% | 5% |
カナダの消費税は商品の性質によって税率が変わる
カナダの消費税は商品によっては0%でノータックス、GSTのみ、GSTとPST両方課されるなど細分化されています。
本記事ではバンクーバー(ブリティッシュコロンビア)の場合で説明します。
- レストランでの食事はGSTのみ5%
- スーパーの食品原材料は0%(肉 魚 野菜 果物 卵 乳製品、パン、ドライの商品、缶詰、牛乳など)
- 惣菜やサンドイッチ、お菓子、菓子パンなど手を加えてあるものは12%
- 牛乳は無税ですが、カップに入れて販売している類のものは12%
- 炭酸飲料やジュースは12%(味やサイズによっては非課税)
- アルコールは15% (GST5% PST10%) 何故かアルコールの場合PSTが7%ではなく10%に!
- 薬、医療、家賃、学費、各種サービス、処方薬、公共料金などは0%
- 自転車、本、新聞雑誌、子供服はGST5%のみ
レストランで酒を頼むと酒に対しては15%かかります。食品系は種類によって例外も多くあるようでとても複雑です。まあいちいち気にしない方がいいかもしれませんね笑