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【新型コロナ】カナダ 入国規制の緩和決定 今後あらたに入国できる人は?
【2020年10月上旬の状況です】
新型コロナの流行によって、カナダでは厳しい入国制限により規制で限られた人しか入国ができない状況です。
今はビジタービザや全ての旅行者に課せられるETA(入国事前申請)を所有していても入国ができません。
そしてこの入国制限が10月中に緩和、入国できる人の範囲が拡大されることになりました!(10月2日カナダ政府発表)
現状カナダに入国資格がある人、そして今後新たに入国が許可される人を順番に説明します。
いまカナダに入国資格がある人
- カナダ国民
- カナダ永住権所持者
- すぐに働けることが決まっている労働ビザ所持者(ワーホリ含む)
- 移民ではないがもともとカナダ在住、仕事がなくても労働ビザがあり、居住地としての優先権が現状日本よりカナダにある人
- カナダ国民と永住権所持者の直近の家族
- 先住民
労働可能なビザ所有でもカナダに入国資格がない人
- 労働可能なビザはあるものの仕事が決まっていなく、仕事を探しにカナダに来る人
- 労働ビザがあって雇用主が決まっていても、会社がコロナで営業していない場合
直近の家族とは?
- 配偶者
- 事実婚パートナー
- その人の子供
- その人の子供の子供
- 親と義理の親
- 親と別居している未成年の保護者
「兄弟姉妹」は直近の家族ではないので、現状では入国できませんが、今後は入国可能になります。
いままでは直近の家族以外の人は入国禁止、たとえその人の死目にも会えない、
最期はスカイプの画面を通してお別れという状況だったのです。
今後新たにカナダ入国が許可される人
- 兄弟姉妹
- 祖父母
- 上記に該当しないが、その人にとって特別な人の死に立ち会うなど特殊な事情が認められる者
- 留学生(政府が許可した学校に通う生徒のみ)
新たな入国有資格者がカナダに来る際の流れ
- 飛行機搭乗前に検温
- 機内では常時マスク着用
- 2週間の自己隔離プランを準備(入国審査の際にその詳細を説明)
日本と違いカナダでは公共の交通機関を利用して帰宅可能ですが、買い物など寄り道は禁止です。
日本の2週間自己隔離は外出OKですが、カナダは外出禁止ですので、その間の食料の手配など、自分が動かなくてもできるように段取りをしていなければなりません。
一日3食、朝昼晩ウーバーイーツを頼んでもいいし、スーパーの買い物デリバリーもあるので問題ない。友達がいれば買い物を頼むとか。
違反者は最大6000万円の罰金か6ヶ月の刑務所行きです。
日本の自己隔離違反は罰則がありませんが、カナダは法律なので義務です。
余談ですが、客室乗務員や必要不可欠の商用ドライバー、医療物資の配達員、医療関係の人は2週間の自己隔離が免除されます。
第二波で感染拡大中のカナダですが、いつまでも鎖国をしているわけにはいきませんからね。
これを機会に今後も順次、入国制限を緩和していって欲しいですね。