【新型コロナ】カナダ 飛行機内感染の事例はゼロ です!

【新型コロナ】カナダ 飛行機内感染の事例はゼロ です!

コロナ日本行きフライトバンクーバー
CAはみな防護服

カナダでは新型コロナの収束の兆しがまだ見えない中で、カナダ国民、移民など入国が認められる全ての人の2週間の自己隔離ルールを9月末まで延長することを発表しました。ビザのない外国人は入国禁止、例外としてカナダ国民や移民の家族は入国可能です。

カナダアメリカの陸路国境は先の決定で9月21日まで閉鎖されています。これは毎月カナダとアメリカの話し合いでどうするか決めるのですが、今まで延長延長できているので、この様子じゃ再度10月も延長になるような気がします。

例外として自己隔離が免除される人:

  • エアラインのクルー
  • トラックドライバー
  • 医療関係者
  • その他エッセンシャルワーカー

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8月のカナダ入国者は毎週6万人

カナダボーダーサービスエージェンシー(カナダ国境当局)によると、アメリカを含む国外からの入国者は毎週6万人となっています。4月が週15000人、7月が週45000人です。もうみんな自粛に飽きてきたのでしょう。

その理由はカナダ政府が不要不急の旅行を控えるように国民にアナウンスしてますが、不要不急の定義が決まっていないことも要因となってます。不要不急かどうかは人によるし、相手国の状況にもよるからです。

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カナダ運輸大臣 発表 飛行機内での感染ケースはゼロ!

航空会社は搭乗者に対して、マスク、検温、より高レベルな衛生管理など様々な感染予防対策を施しています。その航空会社の尽力によって機内は他人と共にする空間の中ではもっとも安全な場所となりました。

今まで機内感染の事例はない。飛行機での感染リスクはほぼない。(カナダ運輸大臣)

感染者がフライトに搭乗していたケースは多くありますが、そこから他の乗客に感染したケースはないというのが、カナダ政府の公式見解です。

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カナダの航空会社は政府に渡航制限解除を要請

カナダおよびヨーロッパの航空会社はカナダ政府に対して、カナダ入国の制限緩和を求めています。

一律に全てを禁止するのではなくターゲットを絞ったリスクに応じた対策を施すべき

現在はカナダ大手のエアカナダとウエストジェットは機内の真ん中の席も販売しています。また国のガイドラインを超えたコロナ感染予防対策、換気、マスク、清掃など科学的根拠に基づいた対策を施しています。

MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究によると、真ん中の席が空席の場合は7100人に一人が感染、真ん中の席が埋まっている場合は4100人に一人の感染リスクがあるという仮説があります。

多くの人はワクチンができるまで飛行機は利用しないでしょう。みな理屈ではなく感情論ですからね。おかげで飛行機利用者は空いていて快適なフライトを過ごせるから良いことではないでしょうか。

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カナダにも多いゼロリスク症候群の人たち

カナダで機内感染の事例は確認されていませんが、カナダ政府もゼロリスクはないと言ってます。人生にゼロリスクはありませんからね。

ほぼゼロリスクなことに対して「リスクがゼロじゃないから危険だ」という論理をかざす人が専門家とか発信力のある人の間で多いのです。これは日本でも同じかと思います。

ゼロリスクを論じることは、人間らしい生活を放棄することであってナンセンスです。普段の生活で今日死ぬリスクがゼロな人はこの世に一人もいませんよね。なぜかコロナになるとゼロリスクを振りかざす人が多いのです。

コロナが怖くないことは科学的にもうわかってきてるんだから、気をつけた上で普通に生活しましょうよって話を理解できない人が大勢いるのです。

世界では飛行機内で新たに感染したというケースも報告されてますが、その多くはマスクなど適切な感染予防策が取られていなかったようです。その点カナダは安心安全です!

非常に起こる可能性が低いリスクを警戒して、普段の生活を制限するのはよくないことだと思います。

出典:グローバルニュース