カナダのブランド牛といえばアルバータ牛
カナダは牛肉の名産地です。
BC州の隣、アルバータ州のアルバータ牛がブランド牛として長年に渡って最高級の地位を確立しています。
日本の一般的な牛とは違いカナダの大草原で放牧されて育っているので、ストレスフリーで良質な肉ができるのだと思います。
牛はアルバータ州で生まれ育ったものに限らず、
他州から移送された牛、アメリカからやってきた牛も最終的にはアルバータ牛となります。
- アルバータ州はカナダ全土でみて40%の牛のシェア率
- アルバータ州の牧場平均の牛の数は255頭でカナダの州で最大規模(カナダ平均で169頭)
- カナダ牛の輸出先はアメリカが7割、対日本向けは5%程度
- 2015年カナダ牛生産量の45%が輸出向け
- 世界シェアで見るとカナダ牛はわずか1.8%
(カナダ牛=アルバータ牛に限らずカナダ全体)
近年は環境問題の配慮からかPlant Basedといって、
肉を使わない人工肉が静かなブームとなっています。
カナダの牛肉の消費量は過去5年間は横ばいですので、
人工肉の登場による悪影響は今の所出ていないといえます。
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アルバータ牛の特徴
アルバータ牛の特徴は以下のようになります。
- 適切な飼育環境
過去200年に渡って牛肉に愛情持った生産者によって、
広大な牧場に放し飼い、餌の質やガイドラインを遵守して、
生産から加工まで大事に飼育されてきました。
牛肉文化の発展、経済発展に貢献してきた歴史があります。 - アニマルケア・品質管理
サポートプログラムに沿った適切な管理のもとで飼育され、
牛肉の検査の工程は厳格、世界基準に沿って熟練のインスペクターが
カナダの検査期間と共に生物学的、物理的、化学的な汚染がないよう管理しています。 - 栄養価
20年前と比較して50%も赤身が増えています。
赤身の肉は栄養素の面からも優れています。
ビタミンやタンパク質、鉄分ほか、全ての栄養成分が含まれています。
アルバータ牛 幻のシャトーブリアンが味わえる店
僕はかつてアルバータ州に8年住んでいて、よくステーキを食べにいってました。
おすすめはシーザースステーキハウスです!
ここはアルバータ州カルガリーにある有名店の一つで炭火で肉を焼くことが特徴です。
過去に日本のテレビ番組で紹介されたこともある50年近く営業している老舗です。
この店ではシャトーブリアンが味わえます。シャトーブリアンとはヒレ肉の芯の最高級の部分で、
牛1頭でわずかしか取れない希少部位です。一般的には手に入りません。
ぜひアルバータ州カルガリーに行く機会のある人はお試しください:)
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