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【新型コロナ】カナダ 今後の厳しい転職市場の中 仕事をゲットするには
新型コロナの流行によってカナダでは数百万人の雇用が奪われました。日本と違い終身雇用の概念がないカナダでは解雇に対して抵抗がありません。
経済活動が再開してきて求人も徐々に活発になってきています。もちろん求人の数より求職者の数が圧倒的に多いので、職を得ることが厳しい状況に変わりはありません。
以下はこの経済危機の状況で適切な職をあるためのアドバイスとしてある経済メディアの特集です。そしてカナダ転職経験豊富でカナダ社会を幅広く見ている自分なりのコメントをまとめました。
給料が以前の仕事より安い仕事でも応募する
今収入がゼロでいるよりは給料が安くてもとりあえず何かしていた方がまし。
割り切って考えて家の近くて適当な仕事を探すのもアリですね!ただこういうバイトは経験になりません。もし生活防衛資金があるのであれば、フリーランスで日本から仕事を受注して働くか、何か自分のビジネスを育てるとか、スキルを身に着けるための勉強をするとか、未来の自分へ投資するのもいいもんですよ。
ジョブマーケットを研究する
自分が住んでいる街での成長産業と衰退産業を見極める。例えば旅行業はいうまでもなくコロナに関係なく衰退産業です。でもIT産業は成長する。成長産業なら衰退産業よりも人材のニーズがあり、そこで可能性を探すのもいい。
就職したら定期昇給はありますが基本給はほとんど上がりませんから、もし金額が重要であれば、成長産業で賃金水準が高い業界を狙うのがおすすめです。給与の範囲は業界ごとに決まっていて、個人の力でその壁を破るのは無理ゲーです。
自身のスキルの再評価
自分が持っているスキルや資格を適切に理解することにより、より良い仕事につくために磨きをかける。
資格があった方が好まれる職場であればその資格を目指さないと就職は厳しいかもしれませんね。例えば事務職につくのに資格は必要ありませんが、実際は学校のコースを修了した人が応募しますので、未経験でもその分野の教育を受けた人から採用したいと思うのは会社としては当然でしょう。営業職の場合は、資格というより過去の経歴・職務内容ですね。
一つの業種にこだわらず幅広い選択肢をもつ
今回の社会の混乱を機会に、今まで未経験の業界でもチャレンジしてみる。複数の業界を経験することも視野を広げることができて役に立つ。
僕は同じ業界で10年働いてきましたが、マンネリ化してきたから他業種に行って視野を広げたいと思うことがありました。もし業界を変わるとしたら、その業界では未経験になるので、給与面で劣る可能性は高いかもしれません。
SNSを利用して自分をアピール
リンクドインなどオンラインコミュニティを利用する。
ビジネスマン向けのフェイスブックです。求人情報も出ています。全ての業界の様々な人が登録しているので、興味がある人に対して積極的に絡んでいくのもいいのではないでしょうか。下手な鉄砲も数うちゃ当たるというのは就職活動にぴったり当てはまります。
就職活動は運やタイミングで決まる部分が大きいので、すごく頑張ったからといって、すぐに結果が出るとは限りません。カナダでは失業者に対して無料の転職活動講座のコースも色々あります。僕も受講したことありますが、その道のプロが色々カナダ転職市場のことを教えてくれるので、もし失業中で暇なら参加してみるのもいいのではないでしょうか。。
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