【新型コロナ】渡航自粛要請の中 エアカナダはアメリカ旅行を推進中
新型コロナの発生によってカナダ政府は不要不急の国外旅行は控えるように国民に対して警告を出しています。カナダ国民も新型コロナに怯えて旅行を控える世の風潮に反して、カナダ最大手のエアカナダはカナダ国民向けにアメリカ旅行を推進しています。
下記、エアカナダ電話予約ラインの音声メッセージです。
アメリカにいる友人や親類に会いたくありませんか?カナダ人は飛行機で出張や旅行目的で訪米することが許可されていることを知っていますか?詳しくはサイトから。
カナダではアメリカとの陸路国境が閉鎖されてますが、カナダから飛行機でのアメリカ渡航はオープンです。カナダ人が空路でアメリカ旅行に行くのはOKですが、アメリカ人が空路でカナダ旅行に来るのは不可です。
多くのカナダ人は飛行機でアメリカに行けることを知らなくて、これが「抜け穴」として度々メディアのトピックになっています。そして人の移動、感染爆発のアメリカ訪問によって、人の移動によってカナダで新型コロナの感染拡大につながると専門家は警鐘を鳴らしております。
またこのパンデミックの最中にアメリカ旅行に行くモラルの問題、エアカナダがアメリカ旅行を国民に促す姿勢に対しては否定的な意見も多く見られます。
これに対してエアカナダはアメリカ旅行を推進するスタンスに変わりはないと回答しています。
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専門家の意見を聞いていたら会社は倒産する
専門家や政府は「怖い・危険・自粛ダー」と騒いていても給料は減りませんが、航空会社はそんな悠長なこと言ってたら倒産します。コロナの正体がわかってきて、感染予防策の科学的アプローチも判明して、怖くないことがわかった今、もう自粛は必要ありません。
エアカナダの方針は極めて合理的で理にかなってますと僕は思いますがいかがですか?エアカナダの搭乗率は過剰な自粛要請のおかげで15%とのことです。
先日、僕はエアカナダのフライトを利用しました。それはもう過剰な感染予防策でした。飛行機の機内は見知らぬ人と時間を共にする室内の中では地球上で一番安全な場所といって良いでしょう。
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カナダ政府は渡航国の状況に関わらず国外旅行を控えるように要請
海外渡航の門戸を開放すればそれに伴って鎖国していた時と比べて感染者は増えるでしょうが、鎖国している方が経済的な損失と、多くの人々の経済死による自殺で失われる命の方がはるかに大きいのですから、どちらを優先すべきかという問題です。
第一、新型コロナはほとんどの人にとって無害なことが判明してますから、感染したらしたで免疫をつけることに繋がり、第二波への備えとして結構なことではないでしょうか。
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今でもカナダ政府としては対象国の状況に関わらず国外旅行を控えるように国民に忠告しています。ワクチンができるまでこんな我慢大会を続けるのでしょうか?
幸いこれは政府からのアドバイスであって法的拘束力はありませんので、カナダのルールとしてはその人にとって必要であれば渡航OKというスタンスです。その代わり帰国後には2週間の自己隔離が義務です。
日本の2週間の自己隔離は外出オーケーですがカナダは家から出ることはできません。この渡航制限がいつ緩和されるのかは世界が注視していますが、現状目処が立っていない状況です。